持続する様々な症状に寄り添う外来
コロナ後遺症・ワクチン副反応
コロナ感染後又はワクチン接種後に3か月以上続いている症状に対して、後遺症として治療を行っております。一般的な症状は時間の経過とともに解消していくこともありますが完治までの期間もよく分かっていません。まだまだ治療方法は確立されていませんが、症状の緩和、改善を目的とした治療を行ないます。また、働けないことに対する心的ストレスや、不安・孤立感など、肉体的問題だけではなく精神面への配慮もとても重要です。症状や希望する検査・治療に応じて保険診療と自費診療をお選び頂けます。
なお、ワクチン接種後の副反応により健康被害が生じ、それが予防接種によるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく救済（医療費・障害年金等の給付）を受けることができます。
コロナ後遺症・ワクチン副反応でよくみられる症状：
だるさ・慢性疲労・集中力低下・頭痛・頭がぼんやりする・記憶障害・不眠・息苦しさ・胸の痛み・動悸・不整脈・抜け毛・味覚障害・嗅覚障害・関節痛 など
治療の流れ
①検査
コロナ後遺症・ワクチン後遺症は様々な症状があり複合的です。また、臓器障害を検出するため、後遺症によく似た症状の疾患を否定するため、以下の検査を行っております。
- 脳機能関連（アミロイドβ(1-42)・tau）
- 血液生化学検査（CRP、IL-6、甲状腺機能など）
- 呼吸機能検査
- コロナ抗体検査
- 心電図検査
- CT MRI 検査（必要に応じて）
- 認知機能検査（長谷川式スケール）
②検査結果説明・カウンセリング
③治療薬処方・注射処置・生活指導
- 抗ヒスタミン剤、ステロイド剤、漢方薬、鎮痛薬など
症状に合わせて適切な治療薬を処方します。 - 神経ブロック注射
主に疼痛に対して行いますが、星状神経節ブロックなど不眠や便秘に対して効果のあるブロック注射も行っています。 - グルタチオン(白玉)注射・ビタミンC注射
抗酸化作用により症状改善効果を期待した治療です。 - プラセンタ注射
抗炎症作用と痛みの緩和、免疫増進の効果があるプラセンタを投与します。 - 幹細胞培養上清療法
後遺症の治療に、美容やアンチエイジング分野でよく用いられる幹細胞やその培養上清療法といった再生医療のクリニカルトライアルが世界的に行われています。ケースレポートではすでに軽快例も報告が散見され、その効果が示唆されています。当院ではヒト間葉系幹細胞を培養した際の上清液を投与する幹細胞培養上清療法を行っております。培養上清液には各種成長因子、サイトカイン、エクソソームが含まれ炎症に対する免疫調整作用があり、症状改善効果が期待できます。
費用
①保険診療
診察料の自己負担額は3割負担の方で3,000〜5,000円程度が目安です（診療内容により異なります）。
症状に応じた一般的検査・処方・処置を行い、原則対症療法中心の治療となります。主に内服薬処方、神経ブロック治療となります。
②自費診療
保険診療と異なり、患者さまがご希望する検査・治療を施行することができます（禁忌の場合を除く）。
診察・検査料金
診察料金
検査料金
治療薬処方・注射処置料金
内服・吸入薬
神経ブロック注射
点滴・注射療法
自費診療の診察の
ご予約について
コロナ後遺症・ワクチン副反応外来は一部自費診療でのご案内となります。自費診療では診療内容の事前指定と事前決済を承っておりますが、これらは健康保険の適用外診療ですので、診察の際はご注意ください。
初診の方で、患者ユーザー登録がお済でない方は、ページ下部より診察をご予約下さい。診察のご予約と同時に患者ユーザー登録が完了します。診療内容の事前指定と決済をご希望の方は、ご予約フォームでご指定下さい。ご予約完了後に事前指定を行うことができます。
２度目以降のご受診で再診の患者様におかれましては、各施術の詳細ページよりご指定することもできます。ご案内に従って、診察をご予約下さい。
