お知らせ・ニュース
遅延型アレルギー検査:IgG食物過敏フルパネル
¥50,000
(税抜)
遅延型アレルギーは食物を摂取してから数時間~数日後に出現する症状で、下痢や胃腸症状、便秘・肌荒れが続いている、イライラや不安が強い、理由がわからないけれど何となく体調が悪いなど、様々な体調不調の原因となっている可能性があります。こうした症状に対してアレルギーという視点で原因を精査するための検査です。
219項目の食品が含まれています。ハーブやスパイスなど多岐にわたる項目を一度に検査します。検査は少量の血液検査です。原因不明の体調不良や、即時性アレルギー検査では何もアレルギー反応が出なくてもアレルギー症状が出る方など、ぜひ一度検査をご検討ください。
お申込みには患者ユーザー登録とログインが必要です。
当院の受診が初めての方はこちら
※ユーザー登録後、ご希望の処置・薬剤をカートに追加し、診察予約へお進みください。
アカウントをお持ちでしたら、こちらからログインしてください
0
¥0
遅延型アレルギー(食物過敏)とは
即時型アレルギーが原因食物を摂取後すぐに反応するのに対し、遅延型アレルギーは原因食物を摂取してから反応するまでに時間がかかるため原因に気づきにくいアレルギーです。このため、遅延型、遅発型、食物過敏などと呼ばれています。
【即時型アレルギー反応】
IgE抗体が皮膚・腸粘膜・気管支粘膜・鼻粘膜・結膜などにいるマスト細胞に結合した状態で抗原と出会うことにより、マスト細胞から化学伝達物質(ヒスタミン、ロイコトリエン、等)が放出され、アレルギー反応が引き起こされる。
食物アレルギーの多くはこのタイプであり、ほとんどの例で、該当する食物を摂取してから 2時間以内にアレルギー反応を認める。
【非即時型アレルギー反応】
IgE抗体に依存しない非即時型(遅発型、遅延型)と呼ばれる反応で、メカニズムは未解明だが、T細胞の関与(Th1/Th2のバランス偏奇説、等)の可能性がある。
抗原摂取後、アレルギー反応出現まで数時間を要する。
IgE抗体とは異なる反応を示すIgG抗体
IgEで反応する食品がIgGでも同様に反応するとは限りません。逆に、IgGで反応する食品がIgEでも反応するとは限りません。アレルギー的な症状がある方は、保険適用の即時性アレルギー検査をお受けになりますが、これはIgE抗体を調べる検査です。
しかし、中には何度検査をしてもすべて陰性で原因のわからない方がいらっしゃいます。そのような方がIgGの検査をお受けになると、普段よく食べている意外な食品が高反応で驚かれることがあります。更に、検査結果に基づいて高反応の食品を除去することで症状が軽減することがあります。このようなケースにおいては、遅延型アレルギーは検査IgE陰性で原因がわからない方のための補完的検査であると言えます。
遅延型アレルギーの症状
遅延型アレルギーの症状は、多岐に渡るのが特徴です。アレルギー的な症状もあれば、頭痛や消化不良や関節痛のような症状もあります。イライラやうつ状態など、メンタル面に影響を与えている場合もあります。睡眠の質、疲労感、食後の強い眠気、痩せにくさなど、症状とまでは呼べないがその人のQOL(生活の質)に少なからず影響を与えているケースもあります。また、複数の症状が同時に発生しているケースが多く報告されています。
遅延型アレルギー検査とは
遅延型アレルギーは食物を摂取してから数時間~数日後に出現する症状で、下痢や胃腸症状、便秘・肌荒れが続いている、イライラや不安が強い、理由がわからないけれど何となく体調が悪いなど、様々な体調不調の原因となっている可能性があります。こうした症状に対してアレルギーという視点で原因を精査するための検査です。
219項目の食品が含まれています。ハーブやスパイスなど多岐にわたる項目を一度に検査します。検査は少量の血液検査です。原因不明の体調不良や、即時性アレルギー検査では何もアレルギー反応が出なくてもアレルギー症状が出る方など、ぜひ一度検査をご検討ください。
検査測定項目
乳製品/卵 | カゼイン、チーズ(ミックス)、卵白、卵黄、牛乳、ホエイ、ヨーグルト、α–ラクトアルブミン、β–ラクトグロブリン、バッファロー乳、ヤギ乳、羊乳 |
---|---|
肉類 | 牛肉、鶏肉、馬肉、ラム、豚肉、カモ、ヤギ、ウズラ、ウサギ、七面鳥、ヴィール(子牛肉)、鹿肉、イノシシ肉 |
魚/シーフード | シーバス(スズキ目)、ハマグリ/アサリ、タラ、カニ、ウナギ、サバ、タコ、カキ、鮭、イワシ、ホタテ貝、鯛、エビ、イカ、マグロ、アンチョビ、カメノテ、鯉、キャビア、赤貝、コウイカ(スミイカ)、メルルーサ、ニシン、ロブスター、アンコウ、ムール貝、シーパーチ(スズキ亜目)、カレイ、マテ貝、シタビラメ、メカジキ、マス、ヒラメ |
ナッツ/種子/豆 | アーモンド、ソラマメ、サヤインゲン、キドニー豆、カシューナッツ、栗、ヒヨコ豆、ココナッツ、銀杏、緑豆、エンドウ豆、ピーナッツ、ピスタチオ、菜種、あずき、ゴマ、大豆、西洋クルミ、白インゲン豆、ブラジルナッツ、キャロブ、フラックスシード、ヘーゼルナッツ、レンズ豆、マカデミアナッツ、松の実、ヒマワリの種、タイガーナッツ |
穀物(グルテンを含む) | 大麦、デュラム小麦、グリアジン(グルテン)、オート麦、ライ麦、スペルト小麦、小麦、小麦ふすま、麦芽 |
穀物(グルテンを含まない) | ソバの実、トウモロコシ、キノア、白米、アマランス、ミレット(キビ)、タピオカ |
フルーツ | リンゴ、アボカド、バナナ、ブルーベリー、チェリー、ブドウ(ミックス)、グレープフルーツ、キウイ、レモン、マンゴー、メロン(ハニーデュー)、オレンジ、桃、洋梨、パイナップル、イチゴ、スイカ、アプリコット、ブラックベリー、ブラックカレント(カシス)、クランベリー、デーツ、イチジク、グアバ、ライム、ライチ、マルベリー、ネクタリン、パパイヤ、プラム、ザクロ、レーズン、ラズベリー、レッドカレント、ルバーブ、タンジェリン(みかん・ポンカン) |
野菜/藻類 | 寒天、わかめ、アスパラガス、ナス、ビート(てんさい)、ブロッコリー、ニンジン、カリフラワー、セロリ、キャベツ、キュウリ、ニンニク、ショウガ、昆布、リーキ(西洋ネギ)、レタス、もやし、マッシュルーム、オリーブ、タマネギ、ピーマン(ミックス)、ジャガイモ、かぼちゃ、ラディッシュ、ほうれん草、サツマイモ、トマト、カブ、スピルリナ、アーティチョーク、芽キャベツ、赤キャベツ、チャード(フダンソウ)、チコリ、ルッコラ、エシャロット、バターナッツかぼちゃ、クレソン、キャッサバ |
ハーブ/スパイス | バジル、赤唐辛子、シナモン、カレー粉、マスタード、パセリ、コショウの実、ペパーミント、バニラビーンズ、アロエベラ、アニシード、ベイリーフ(月桂樹の葉)、カモミール、ケイパー、カイエン、クローブ、コリアンダー、クミン、ディル、フェンネル、朝鮮人参、ホップ、リコリス(甘草)、マージョラム、スペアミント、ネトル(西洋イラクサ)、ナツメグ、ローズマリー、サフラン
、セージ、タラゴン、タイム |
その他 | カンジダ、サトウキビ、カカオ豆、コーヒー、ハチミツ、紅茶、緑茶、製パン用イースト、醸造用イースト、トランスグルタミナーゼ |
注意事項
当院では本検査は10歳未満の方はお受けになれません。
検査をお受けになる前に
・採血前の食生活
小麦やグルテンをはじめ、特定の食品を除去した食事をなさっている場合、該当する項目の値が低い、または無反応となる可能性があります。医師の指示が無い限り、通常どおりの食生活を送り、検査をお受けください。ただし過去に拒絶反応やアナフィラキシーの可能性があった食物の摂取は避けてください。原因食物への2回目の摂取により致命的な影響を及ぼす可能性があります。
・お薬を服用中の場合
経口・鼻腔内コルチコステロイド(プレドニゾン、ベクロメタゾン、フルチカゾン、トリアムシノロン等)、局所コルチゾン懸濁液およびクリーム剤のような免疫抑制剤は、抗体検査の結果に影響を与える可能性があります。検査前に医師にご相談下さい。
ログイン後は関連するおすすめをこちらに表示します。