ACRS注入療法：膝（変形性膝関節症・ペインクリニック）

今日、変形性関節症によく用いられている治療法であるPRP療法を改良した治療法で、次世代PRP療法とも呼ばれています。どちらも自己治癒力を活かした治療法で、抗炎症サイトカインと成長因子により、関節症を引き起こす炎症が緩和され、痛みの軽減と組織の修復が期待できます。こうした自己組織を使用したACRSもまた、PRPと同様に再生医療の一つだと考えられています。単回投与でも効果は確認されているものの、回数を重ねることにより、より高い効果が期待できます。

所用時間：約３時間３０分（初回のみ）

施術の流れ
①ご来院後、施術に用いる血液を採取します（約１０分程度）。
②精製に約３時間かかります。この間外出する事ができます。
③精製後、患部に局注します（約２０分程度）。
④注意事項をご説明後、ご帰宅となります。

３回プランの方は３回分の血液を１回に採血可能です。この場合、２回目以降はご来院後すぐに局注が可能です。製剤の保存期間は３か月です。３か月以内にご来院がない場合、製剤は使用不可能となり、ご返金の対象にはなりません。６回プランの方は３回分の血液を２度に分けて採血できます。

注意事項
・施術当日の激しい運動・サウナ・岩盤浴・入浴はお控え下さい。
・治療効果には個人差があります。
・体調の良くない場合は延期することがあります。

治療のリスク・副作用について
・施術中、注入箇所から出血する場合があります。
・出血量に関しては個人差があります。
・ごくまれに腫脹、発赤が１週間以上続く可能性があります。
・細胞の増殖には個人差がある為、効果が現れにくい可能性もあります。
・注入箇所に痛みを伴うことがあります。
・ひざの変形が大きく、関節症が重度の方、肥満の方、膠原病（関節リウマチなど）の方、飲酒される方は、効果が落ちる事があります。

治療を行えない方
・腎機能障害の方
・悪性腫瘍にて治療中の方
・肝炎・HIV等感染症をお持ちの方
・皮膚異常がある方
・妊婦
・発熱している方
・出血傾向がある方
・血液疾患のある方